ロッテ川越が引退 来季入閣も

ロッテ・川越英隆投手(38)が今季限りで現役引退することが26日、分かった。

 13年目の今季は中継ぎで18試合に登板して0勝0敗0セーブ、防御率1・37。安定した投球を見せていたが、チームの若返りを図る方針により出番が減っていることで引退を決意した。近く正式表明する。

 川越は98年ドラフトの逆指名でオリックス入団。1年目で11勝を挙げたが、新人王は16勝の西武・松坂(現レッドソックス)に奪われた。00年オフに右肘手術も復帰後は先発の柱として活躍。05年から3年連続で開幕投手を務めた。戦力外通告を受けた09年オフ、入団テストでロッテ入り。昨季は先発ローテーションの谷間を埋めて3勝もマークした。

 ロッテ浦和で調整した川越は「まだまだ現役でやれる自信も、現役を続けたい気持ちもある」と話したが、気持ちは固まっている。球団では川越の野球に取り組む姿勢や卓越した投球理論を高く評価。指導者として球団に残ってもらいたい考えもあり、退団が決定している西本2軍投手コーチの後任を要請する可能性が高い。

 ◆川越 英隆(かわごえ・ひでたか)1973年(昭48)6月8日、神奈川県生まれの38歳。福島・学法石川3年時に春夏甲子園出場。青学大を経て日産自動車では98年都市対抗で優勝に貢献して橋戸賞。同年、逆指名でオリックスに入団した。プロ通算298試合登板、54勝76敗0セーブ、防御率4・10。1メートル74、76キロ。右投げ右打ち。

  

初アシスト内田に独誌高評価

24日に行われたブンデスリーガ第7節のフライブルク戦で、今シーズン初アシストをマークしたシャルケの日本代表DF内田篤人に対し、現地誌が高評価を下している。

 公式戦3試合連続のフル出場を果たした内田は、ペルー代表MFジェフェルソン・ファルファンとともに右サイドを制圧。62分には右サイドから正確なクロスを供給し、オランダ代表FWクラース・ヤン・フンテラールのゴールをアシストした。

 ドイツ誌『キッカー』は内田に対し、1ゴール1アシストの元スペイン代表FWラウール・ゴンザレスと同じくチーム2番目の高評価となる「2.5」(最高点1、最低点6)をつけ、活躍を称賛。内田とともに右サイドの攻撃を担い、2得点に絡んだファルファンが「2」と採点され、マン・オブ・ザ・マッチに輝いている。

  

澤 日本コカと3年1億円超契約

なでしこジャパンのMF沢穂希(33=INAC)が超大型契約をゲットした。日本コカ・コーラとスポンサー契約を締結したことを26日に発表。沢は兵庫県三木市内で会見を開いた。スポーツ飲料「アクエリアス」のCM出演だけでなくサッカー教室実施など幅広い活動を想定したもので、契約期間は10月1日から3年間で契約金は推定1億円。同社と契約するプロゴルファーの石川遼(20=パナソニック)、男子サッカーの本田圭佑(25=CSKAモスクワ)、競泳の北島康介(29)にも見劣りしない破格の待遇だ。

 華麗なるアスリート軍団にサッカー界のクイーンが加わる。「アクエリアス」のCMには石川、本田、北島という超一流アスリートが出演している。そこに仲間入りすることになった沢は「いいんですか、この中に入って。世界的にも有名なアスリートですよね」と驚きの声を上げた。沢にとっては初の単独でのスポンサー契約だけに無理もなかった。

 北島は日本コカ・コーラと所属契約を結んでいる。スポンサー契約の石川の契約期間は5年、本田も未公表ながら複数年契約。3年契約は超一流アスリートとして評価された証だ。関係者によると契約金は「3年で1億円を超えている」という。INACの代表7選手で契約したサンヨー食品の契約金は2年で総額1億円(推定)。今回は単独契約での1億円超え。期間、金額とも破格の契約と言える。沢も「3年というのは現役選手にとって大きなモチベーションになる」と長期間の支援に感謝した。

 また同社ではCM出演以外の活動も想定している。北島は同社の支援を受けて小学生を対象とした水泳教室を実施しているが、同社広報は「今後沢さんの希望を聞きながら、サッカー教室などのお手伝いができれば」としている。沢自身も女子サッカーの普及を望んでおり「女子サッカーの発展もサポートしてくれるようで感謝したいです」と顔をほころばせた。

 「アクエリアス」は五輪の公式スポーツ飲料でもある。五輪での金メダル獲得を目指す沢にとって、これ以上ないバックアップ態勢が整った。